体長は約5 – 15mで、60cmほどの大きさの頭部は山羊か馬に似ているとされ、背中にコブがある。体は緑色でところどころにチョコレート色の斑点がある。
記録に残っている最古の目撃例は1872年だが、1912年の目撃騒動以来有名になった。近年になっても、大型の生物が水面近くで蠢いている映像が度々テレビでも放映され、テレビ番組で特集されることもあり、ネッシーやツチノコなどと比べると、存在の可能性が高いUMAとされている。姿や泳ぎ方は同じカナダに棲息しているマニポゴと酷似している。
もともとオカナガン湖周辺に住むインディアン部族は、この湖に棲む「N’ha-a-itk」、または「Naitaka(ナイタカ)」という名の、巨大な怪物の存在を語り継いでいる。また、周辺のインディアン部族には、殺人を犯した罰として大精霊によって大蛇に変えられた人間の変化譚が伝えられている。
正体について、肯定派はオカナガン湖に棲むチョウザメの倍数体説、バシロサウルス[2]や首長竜、新種のクジラ説を唱えている。一方、否定派は湖の副振動や定常波が原因の誤認や目の錯覚では無いかとしている。
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